====== 【Tera Term】プレインパスワードでのSSH自動ログインマクロ ====== プレインパスワードでのSSH自動ログインマクロの書き方について。 ※ 秘密鍵での書き方は [[ソフトウェア:teraterm:鍵認証方式でのssh自動ログインマクロ|こちら]]\\ ※ 秘密鍵(パスフレーズ付き)での書き方は [[ソフトウェア:teraterm:パスフレーズ付きの鍵認証方式でのssh自動ログインマクロ|こちら]] 下記の内容を「ホスト名.ttl」などとして保存します。\\ 「ttl」ファイルが、Tera Term に関連付けされていればダブルクリックするだけで自動ログインできるようになります。 username = 'アカウント名' hostname = 'IPアドレス' passwdfile = 'C:\Tool\TeraTerm\ホスト名.dat' portnum = 'ポート番号' getpassword passwdfile username userpasswd msg = hostname strconcat msg ':' strconcat msg portnum strconcat msg ' /ssh /2 /auth=password /user=' strconcat msg username strconcat msg ' /passwd=' strconcat msg userpasswd connect msg settitle 'タイトル(ホスト名など)' ===== 解説 ===== 1行目 アカウント名を指定\\ 2行目 ホスト名(IPアドレスやドメイン)を指定\\ 3行目 パスワードの保存先を指定(初回起動時に入力したパスワードが、暗号化され自動でこのファイルに保存される)\\ 4行目 ポート番号(通常は 22)を指定します\\ 6行目 getpassword コマンドを使用して、パスワードを userpasswd に代入\\ 8行目 変数 msg に hostname を代入します\\ 9~14行目 strconcat コマンドで 変数 msg に文字列を継ぎ足す\\ 16行目 connect コマンドで接続 コマンドの詳細については公式サイトの [[http://ttssh2.sourceforge.jp/manual/ja/macro/command/index.html|コマンドリファレンス]]を参照してください。 あとは、出来上がった「ホスト名.ttl」をダブルクリックすると接続できます。\\ ※初回起動時のみ、パスワードの入力が求められます ===== 注意点 ===== 3行目のファイルパスに「半角スペース」が入らないようにしてください。\\ 半角スペースがパスに混入していると、以下のエラーが発生します。 > SSH2秘密鍵の読み込みに失敗しました > No such file or directory